診療科目medical department
皮膚科
診療について
皮膚科では、皮膚疾患、耳疾患に関する診療を行っています。内科治療がメインになりますが、画像診断や外科治療が必要な際には、それぞれの科と連携して治療を進めていきます。
治療が長期にわたることもありますが、ご家族がホームドクターでの通院を希望される場合には、初診時の臨床症状および検査結果をふまえて今後の治療方針を作成し、先生方にバトンタッチします。
皮膚疾患、耳疾患は、慢性化すると不可逆的な変化を起こし、治療が困難になることがあります。なにかありましたら、いつでもご紹介ください。
主な症例
- 繰り返す膿皮症
- 重症の犬アトピー性皮膚炎
- 原因のわからない脱毛症
- しきりに体を舐める猫
- 難治性の外耳炎
- 治らない耳漏
など、難しい皮膚疾患、耳疾患はご相談ください。 きちんと診断をつけ、原因に対する治療を提案します。 残念ながら現在の獣医学では原因がはっきりしないこともありますが、 その場合は今後の付き合い方や考え方についてご説明します。
担当獣医師
- 2012年
- 白石動物病院(埼玉県)勤務
- 2017年
- 犬と猫の皮膚科(東京都)勤務
- 2018年
- アジア獣医皮膚科専門医レジデント
- 2021年
- 総合どうぶつ病院皮膚科
診療方針
正しい診断を下すために、ご家族にとって納得できる治療を選択するために、話をよくきくことを心がけています。
主な検査方法
○皮膚科検査
皮表細胞診、毛検査、皮膚掻爬検査、ウッド灯検査など
○耳科検査
耳垢細胞診、ビデオオトスコープなど
○血液検査
ホルモン検査、アレルゲン特異的IgE検査、リンパ球反応検査など
○培養検査
細菌培養検査および薬剤感受性試験、真菌培養検査など
○皮膚病理検査
基本的には局所麻酔下で行います。
病理検査を検討しているが、実施方法や検査部位に迷う場合などもご相談ください。
診察の流れ
問診と簡単な皮膚科検査のあとに、鑑別疾患や背景疾患についてお話した上で、さらなる検査と治療方針についてご相談します。初診は1時間、再診は30分の時間を設けています。
診察日
第1、3金曜日